ふかいり直球タイプ
甘やかさない一杯が、いちばん落ち着く。
はっきりした苦味とどっしりした飲みごたえが好み。深煎りの豆が持つ、ダークチョコやカラメルのような香ばしさが軸になります。お菓子と合わせても、コーヒーの輪郭が消えません。
このタイプに合う3杯
1. ブラジル 深煎り
ブラジル(ミナスジェライス)/中深煎り/〜1,200円くらい
ダークチョコ・ローストナッツ・カラメル
どっしり苦く、ミルクにまったく負けない。カフェオレ・アイスコーヒー用の定番として1袋持っておくと便利です。
2. フレンチロースト ブレンド
ブレンド(中南米中心)/深煎り/〜1,200円くらい
焦がしカラメル・スモーク・ビター
いちばん深い焙煎。ラテやアイスの土台として設計された、はっきり苦いコーヒーです。ブラックで飲むならお菓子と一緒に。
3. マンデリン
インドネシア(スマトラ島)/中深煎り/1,200〜2,000円くらい
杉・ハーブ・ビターチョコ
独特のハーブ感と、口の中に残る厚み。静かに集中したい夜や、読書のおともにハマる人が多い個性派です。
こんな日に似合います
雨の日の、夜の入り口に。
外の音が少し遠くなる時間。照明をひとつ落として、濃いコーヒーを一杯。集中するためというより、頭を静かにするための一杯です。
その一杯に似合うもの
お菓子:カカオ70%のビターチョコ。甘いお菓子より、苦いもの同士を合わせるほうが深煎りは映えます。ひとかけらで十分です。
音楽:歌詞のない音楽。ピアノかトランペットが1本あれば。 Blue in Green(Miles Davis)/Waltz for Debby(Bill Evans)/Aruarian Dance(Nujabes)
映画:静かで、余白のある映画を。 パターソン(2016年)/ブレードランナー 2049(2017年)
淹れ方のコツ:湯温を少し下げる。深煎りは熱すぎるお湯だと苦味が尖ります。沸騰後1分半おいてから注ぐと、同じ豆が驚くほどまろやかになります。
次はインドネシア(マンデリン)など、産地ごとの「苦味の質の違い」を探してみてください。