家でカフェオレをおいしく作る
薄くなる原因は、豆でした
カフェで飲むカフェオレはおいしいのに、家で作ると「牛乳の味しかしない」。これはほぼ全員が通る道で、原因もほぼ1つです。豆が、ミルクに負けている。
なぜ薄くなるのか
カフェオレは、コーヒーと牛乳をだいたい1対1で混ぜる飲みものです。つまりコーヒーの味は、口の中で半分に薄まります。
さらに牛乳は、脂肪とたんぱく質でコーヒーの苦味や酸味を包み込みます。ブラックでちょうどいい濃さのコーヒーを牛乳で割ると、味の輪郭が消えてしまうのは当然なのです。
カフェが濃く感じるのは、そもそもエスプレッソという極端に濃い液体を使っているからです。家庭で同じ方向を目指すなら、豆と濃さで補うしかありません。
選ぶべき豆
結論は明快です。深煎り、または中深煎り。
- ブラジル 深煎り、フレンチローストのような焙煎の深い豆
- 説明に「チョコ」「カラメル」「ナッツ」「ビター」とあるもの
- 逆に避けたいのは浅煎り。せっかくの花のような香りが、牛乳でほぼ消えます
浅煎りの高級な豆でカフェオレを作るのは、味の面でも金額の面でももったいない選択です。ここは割り切ってください。
黄金比と作り方
濃いめのコーヒー 100ml + 牛乳 100ml。
コーヒーは粉を1.5倍にして、少ないお湯で淹れます。
- 粉を15〜18g用意する(普段14gなら、しっかり増やす)
- お湯は100〜120mlだけ注ぐ。かなり濃いコーヒーができます
- 温めた牛乳を同量そそぐ
ブラックで味見すると「濃すぎる」と感じるくらいでちょうどいいです。そこが分かれ目です。
甘くしたいとき
砂糖はコーヒーが熱いうちに溶かしてから牛乳を足すと、なめらかに混ざります。牛乳を入れたあとだと溶け残りやすいです。
牛乳の温め方
電子レンジで構いません。ただし沸騰させないこと。60℃前後がいちばん甘く感じる温度で、それを超えると牛乳特有のにおいが立ち、甘みも減ります。
目安は、150mlをレンジ600Wで1分〜1分20秒。表面に膜が張り始めたら温めすぎです。
泡立てたい場合は、フォームミルク用の小さな泡立て器(数百円)で15秒ほど。これだけで見た目が一気にカフェらしくなります。
カフェオレとラテの違い
| カフェオレ | カフェラテ | |
|---|---|---|
| ベース | ドリップコーヒー | エスプレッソ |
| 比率 | およそ1:1 | およそ1:4〜1:5 |
| 印象 | やさしく、まろやか | コーヒー感が強く、濃厚 |
| 家での作りやすさ | 簡単 | マシンが必要 |
家で「ラテっぽさ」を求めるなら、コーヒーをさらに濃く(粉20g・お湯80ml)して、牛乳を多めにすると近づきます。専用の器具がなくても、方向としてはここです。